かけがわの森林について

map2.gifわたしたちの住む掛川市の森林について紹介します。

面積

掛川市の面積が26,500haに対し、市内の森林面積は約11,400haです。掛川市の面積の約43%を森林が占めます。森林の位置は北部森林、小笠山山麓、海岸防災林のおおきく3つに分けることが出来ます。


有名な4つの山と山岳信仰

P3170007.jpg 掛川で有名な山といえば、八高山、大尾山、粟ヶ岳、小笠山ではないでしょうか。この4つの山は昔から山岳信仰の対象として存在してきました。今日もそれぞれの山頂付近には社寺が存在し、今でも多くの信仰を集めています。
  • 八高山 832m (白光神社)
  • 大尾山 670m (顕光寺)
  • 粟ヶ岳 527m (阿波々神社)
  • 小笠山 264m (小笠神社)



森林の種類

北部の森林に注目しますと、森林の種類は針葉樹林と広葉樹林に分けられます。針葉樹林のほとんどはスギ・ヒノキの林ですが、これらは、先人たちが山に登り、一本一本手で植えたものです。林齢としては戦後植えられた50年生前後のものが最も多くなっています。一方、広葉樹林は雑木林とも呼ばれますが、シイ、カシ、コナラ、タブ、サクラ等の樹種を中心に構成されています。自然に発生し、植生が遷移してつくられた天然の林が多いです。


掛川を流れる川

川は山から生まれ、田園地帯や街を流れ、やがて海に注ぎます。掛川市内には多くの川が流れていますが、北部においては一番大きな川は原野谷川です。その支流として西之谷の西之谷川、桜木の垂木川、西郷の滝ノ谷川、倉真の倉真川などがあります。また、日坂、東山に端を発し、掛川城付近を流れる逆川も同じく原野谷川の支流です。これらの川の多くは源流を市内の山にもっています。掛川は源流のまちともいえます。


森林の働き

森林は様々な働きを持っています。ここではわたしたちの暮らしにとって、とても大切な4つの働きについて紹介します。
  1. 水土保全
    森林はまるでスポンジのように雨を受け止め、根を張った土壌がそれを吸収し、雨水をゆっくりじわじわと下流へ流します。この働きによって、森林は大雨時は洪水・土石流を防止し、逆に少雨が続いても川の水を枯らすことなく下流へ流してくれる働きをしています。
  2. 二酸化炭素の吸収・貯蔵
    森林をつくる1本1本の樹木が葉の光合成の働きにより、二酸化炭素を吸収します。そして吸収した二酸化炭素を自分の体に置き換え、貯蔵します。年輪一つ一つがこの吸収・貯蔵の働きの証です。
  3. 木材など林産物を生み出す
    私たちの身のまわりにあるの多くのものが森林からの産物です。机・椅子、柱や梁など家の材料としての木材、それから紙類・そして薪などの燃料。森林の資源はわたしたちの生活に欠かせないものです。電気やガスのなかった少し前の時代までは、生活のもっと多くの部分を森林に依存していました。
  4. 動植物のすみかとして
    多くの野鳥、リスやウサギなどの小動物、微生物たちが森林をすみかとしています。また猪や鹿、カモシカなど大型の動物も同様です。
(※海岸防災林では、防風の機能や飛砂防止の機能など、特有の働きをもっています。)